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近畿原爆症認定集団訴訟第8回公判(2004.09.07)

 近畿原爆症認定訴訟第8回公判が9月3日に大阪地方裁判所で行われました。今回は開廷前に第4次提訴が行われ、新たに4名の原告が加わったこともあり、130名以上の傍聴者が集まりました。
 今回は原告側証人として肥田舜太郎医師(全日本民医連顧問)が出廷、午前11時より始まった証人尋問では被爆直後から救護活動にたずさわった体験から、直接被曝・外部被曝では説明できない症例に直面し、この「原因がわからない恐怖」を解決するために各種文献や内外の研究者と出会い、内部被曝の理論に確信を持ち、核施設・原発での被害者を診る中で低線量被曝の理論を検証してきたことについて証言。証言中は国側代理人も厚労省職員も真剣に耳を傾け、裁判官も身を乗り出して聞き入ると言う状態。
 午後の反対尋問で国側代理人はまともな質問ができず、最後に肥田証人より「広島・長崎が人類にとっていかなる課題をつきつけてきたかを考えていくべき。制度としての可否と言う範囲にとどまらず、原爆という物が最悪の人権侵害行為であったことを視野にいれて頂きたい。被爆者が戦後も放射線障害と差別におびえ、就職も結婚も自らの権利を制限してきた事実を受け止めてほしい」と訴えて公判は終了。
 公判終了後の交流会では、原告・支援の被爆者に「戦後の苦しみをもっと自分で語ってほしい。つらいまま死んでいった人の恨みつらみを背負って語ってほしい」と訴えています。
 次回公判は10月1日(金)13時半〜16時半、原告側証人は立命館大学・安斎育郎教授が出廷予定です。
 近畿原爆症認定集団訴訟第8回公判


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