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12月4日(土) 2004年度兵庫県社会保障学校開かれる(2004.12.08)

兵庫県社会保障推進協議会による社会保障学校が12月4日に開かれました。
 第一講座「現代日本の構造改革をめぐる争点と社会保障」で二宮厚美教授(神戸大)は、二大政党制は財界による構造改革推進の一環であり、その対抗軸のひとつとして「九条の会」が支持を広げていること。構造改革は、戦争参加の一方で所得格差、地域格差を容認する不平等社会をめざしており、そこからくる矛盾が多発しはじめている。混合診療もそのひとつであり、これが実施されると医療はお金のある人のものになってしまう。小泉内閣は歴代の内閣で最も冷酷非情であるとして、医療・社会保障運動の基盤と新たな福祉国家の展望を語りました。
 
 第二講座「憲法と生活保護〜生活保護訴訟と生活保護改革」で吉永純氏(全国公的扶助研究会)は、国民の間での所得格差は7年連続で拡大し過去最大になっている、所得上位四分の一の世帯が、全所得の四分の三を占めるに至ったことで市民生活の困難は底なしの様相になっている、今や生活保護制度は私達の身近な制度、と語りました。生活保護利用世帯は8年連続で増加しているが先進諸国で日本は低い。さらに政府は生活保護の給付水準を切り下げて困ったときにあてにならない制度にしようとしている。裁判事例をまじえて国庫負担削減を許さず「入りやすく、使いやすい、安心できる生活保護」を訴えました。
 
 第三講座「社会保障とはなにか」で相野谷安孝氏は、小泉内閣が進める構造改革は弱肉強食の国づくりであり「自立」よりも「自律」を強調し「痛みをがまんしろ」としていると強調。地域社保協の役割として、要求で一致する団体、個人を幅広く結集しよう。地域で相談し、上からの運動ではなく、地域の要求に基づく内発型の運動を組織すること。地方自治体を変える運動を、と呼びかけました。
 
 参加者からは、生活保護についての質問が多く、県下の地方議員が生活保護行政と困っている住民とのあいだで奔走している内容の発言が目立ちました。
 12月4日(土) 2004年度兵庫県社会保障学校開かれる


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