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2005年度「社会保障学校」開かれる(2006.03.18)

県社会保障推進協議会主催で年一回開かれる「社会保障学校」が3月18日に開かれ、これには様々な団体から61名が参加しました。今回は、小泉構造改革があらゆる分野に広がり、格差拡大、市場経済万能、弱肉強食の風潮が強まるなかで、神戸大学の二宮厚美先生に「社会保障と格差社会」というテーマで2時間20分にわたって講演して頂きました。講演は、はじめに小泉構造改革ですすめる社会保障解体の背景は財界の要求であり、多国籍企業の「重荷と足枷からの自由」を求める福祉国家の解体であり、それは応能負担原則を台無しにし、受益者負担主義による「社会保障」に変え、このことは憲法改悪と結びついていることを明らかにしました。二つ目には憲法25条のもつ現代的意義について解明されました。憲法前文は世界史的な産物であり、「恐怖と欠乏からの解放」の意味・意義こそ再評価されるべきであると。9条と25条も、ここを基礎に理解すべきであり、「福祉国家」「世界平和」についても、この関連でつかむことが必要であることが強調されました。また、憲法とは世界史的にみても「国家をしばるもの」であり、「国民の義務がない」などという改憲論者の主張がいかに稚拙なものであるかも論破されました。三つ目に、日本国憲法が描く社会保障でいうナショナル・ミニマムとは、その保障する領域(5つ)と、それを実現する方法(3つ)について詳しく解明され、それが新自由主義構造改革と対決する社会保障原則であることを強調されました。最後に、小泉構造改がすすめる「小さな政府」と「格差社会」がすすむなかで、格差社会化をつかむ視点と格差社会の克服と社会保障の役割、ナショナル・ミニマム保障思想の大切さなどを強調され、格差社会は単に不平等にとどまらず、生きる自由が奪われることだと結ばれました。今回は、二宮先生の話をじっくりと聞くことができ、憲法25条と9条を結びつけた社会保障運動の大切さが分かりやすく理解できる学校でした。


近畿原爆症訴訟の勝利判決をめざすつどい(2006.03.11)

近畿原爆症訴訟の勝利をめざすつどいが大阪市内で開かれ、原告・弁護団をはじめ300名が集まりました。最初に弁護団より、全国12地裁で闘われている集団訴訟最初の判決が近畿で5月に出る予定であり、全国の先陣をきって勝訴を勝ち取る支援運動をいっそう広げることの必要性が提案されました。「若者による原告・被爆者の紹介と交流」では、原告を訪問し被爆体験と提訴に至る経過を聞き取った青年が原告をひとりひとり紹介、「被爆の体験に衝撃を受けました。二度と核兵器の使用を許してはいけない」「この話をひとりでも多くの人に伝えたい」などの感想を話しています。近畿の原告13人のうち8人が出席し、一人一人が発言、「私は(原爆によって)二十歳で一度死んだ、今も苦しみ続ける人達のため、過ちを二度と繰り返させないための闘いに残された命を捧げる」「二度と核兵器の実験台になることのないようにしてほしい」と訴えています。シンガーソングライターの横井久美子さんは「60年が過ぎた現在も、被爆者が裁判所で訴え続けなければならないこの国のありかたに憤りを感じる」と涙ながらに訴え、「にんげんをかえせ」を参加者全員で合唱しました。最後に@裁判所・厚労省への署名の集中、A各地で「被爆体験を聞く会」を開き、被爆の実相を語り継いでいくこと、B裁判費用のカンパ、の三点の行動提起が呼びかけられました。 近畿原爆症訴訟の勝利判決をめざすつどい


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