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5・30クボタ包囲「人間の鎖」1,000人が参加 〜アスベスト被害は終わっていない!〔尼崎〕(2010.05.30)

加害責任を認め、アスベスト被害者に謝れ!

 「国とクボタはすべてのアスベスト被害者に謝れ、つぐなえ」と5月30日(日)、尼崎市のクボタ旧神崎工場を包囲する「人間の鎖」集会が開かれ1,000人が参加しました。
「5・30クボタ包囲人間の鎖実行委員会(実行委員長:船越正信尼崎医療生協理事長)」の主催で、尼崎医療生協から550名、姫路医、宝塚医、神戸医、共和会の各法人の職員、組合員、近畿地協の民医連(大阪、京都、滋賀)もかけつけ包囲行動成功に大きく貢献しました。
 2005年6月29日の、いわゆる「クボタショック」から5年を迎えるなかで「アスベスト被害者は救済されている」といった誤解が広がっており、「クボタが認めただけで361人もの被害がでている。クボタからの距離や医学的データーの不足による『不認定』や、中皮腫、肺がん以外のアスベスト疾患の認定除外等を考えるなら発表された被害者数は『氷山の一角』にすぎない。国・加害企業の責任を明確にしない限り、真の救済はない」と、この行動を取り組みました。
国とクボタの責任を問う裁判では、国は「アスベスト粉じんの周辺住民に及ぼす危険性は知らなかった」、「規制権限の根拠法はなかった」と責任を認めず、クボタも「自動化・密開化により工場からのアスベスト排出はなかった」と、双方ともアスベスト被害の責任を認めていません。
 責任を明確にしない限り、被害者の立場に立った補償制度はできません。ましてやハイリスク地域・尼崎に住んでいる人、住んでいた人たちの有効な健康管理もできません。
 西川公園で開かれた集会では、「@危険を知りながらアスベストを飛散させて、多数の被害者を出したクボタは、その責任を認め、被害者に謝罪し、償うこと、A泉南アスベスト国賠訴訟判決で断罪されたように、危険を知りながら規制を怠ってきた国も、責任を認め、謝罪し、今後も潜伏期間を経て発症するアスベスト被害者の完全救済をはかること、Bこれから2028年をピークに発症する被害者が9万人とも10万人ともいわれており、被害者の早期発見のための有効な検診制度を確立し、被害者のいのちを守ること」を求める集会アピールを採択、「クボタは加害責任を認めよ」、「国も責任を認めよ」とシュプレヒコールし、デモ行進、人間の鎖でクボタを包囲しました。
(尼崎医療生活協同組合:粕川實則)
 5・30クボタ包囲「人間の鎖」1,000人が参加 〜アスベスト被害は終わっていない!〔尼崎〕


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