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「アスベスト被害からいのちと健康を守る尼崎の会」第6回総会〜アスベスト問題の「風化」を許さず、加害責任を明確にさせよう!(2010.10.30)

「アスベスト被害からいのちと健康を守る尼崎の会」(会長は船越正信・尼崎医療生協理事長)は10月30日、尼崎市立労働福祉会館で第6回総会を開催、95人が参加しました。
 「尼崎の会」は、アスベストによる健康被害の国とクボタの加害責任を明らかにしようと、中皮腫で家族を亡くした2遺族が神戸地方裁判所に提訴した環境曝露(公害型)と、クボタに孫請けとして働くなど、肺がんで亡くなった2遺族が労災型の訴訟として神戸地裁で公判がはじまりました。公害型は18回の弁論が続けられ、労災型は5回の弁論まで進行しています。
 総会では、船越会長が「アスベスト被害が深刻になるのはこれから。5.30クボタ包囲人間の鎖を1,000人を超える参加で成功させた。被害者の掘り起こし、救済につなげよう」とあいさつ。八木和也・弁護団事務局長が「クボタは豊富な資金量を背景に、一方では法的責任を認めない立場を取りながら、他方では法的責任を認めた場合と同水準の『救済金』を支払って責任逃れでこの問題をうやむやにしようとしている」と被告・クボタの姿勢を厳しく指摘したうえで、尼崎アスベスト訴訟の争点と勝利への展望を報告しました。
 「尼崎の会」粕川實則事務局長がこの一年間のまとめと方針案を提案、「アスベスト被害者の今後の発症予測は2028年をピークに9〜10万人といわれており、『アスベスト被害者はすべて救済されている』といった誤解が広がっている。環境省が発表した10月26日付の統計でも、特に肺がんに関しては、療養者は44.3%、特別遺族弔慰金は22.7%しか認定していない。国の責任を明確にしない限り、真の救済にならない」として、「引き続き、アスベスト問題の『風化』を許さず、被害の実相を掘り起こし、救済に繋げていく活動を強めるため、二つの裁判とも自らの課題として立ち向かおう」と訴えました。
 大阪・泉南国賠訴訟や首都圏のアスベスト裁判等、全国各地の闘いと連携して運動をすすめることなど、運動方針を参加者全員で確認し合いました。(尼崎医療生活協同組合 粕川實則)
 「アスベスト被害からいのちと健康を守る尼崎の会」第6回総会〜アスベスト問題の「風化」を許さず、加害責任を明確にさせよう!
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