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アスベストシンポジウム〜国と企業の責任で被害者を救済せよ!(2013.08.31)

 8月31日にアスベスト被害者対策兵庫センター主催のアスベストシンポジウムが開催され、90名が参加しました。シンポジウムに入る前に尼崎クボタ訴訟(環境型)の原告の方が「母は障害のある私が家に引きこもってはいけないと毎日、市場に連れて行ってくれました。母がアスベストにより亡くなっていないと言うならば何によって無くなったのでしょう」と怒りを込めて訴えました。
 岸本真千子さんがコーディネーターを担当し、@Aさんは石綿健康手帳取得者として、ABさんは被害者の取材している現場のジャーナリストとして、B船越正信さん(アスベスト被害からいのちと健康を守る尼崎の会・会長)は医師の立場から、C八木和也さん(兵庫尼崎アスベスト弁護団事務局長)は弁護士の立場から、発言がありました。八木弁護士は「国は身体に害があると知りながら管理使用として経済的に必要だから管理しながらだったら使えると使用方法を制限しなかった。国民の生命より経済最優先政策をとった国の責任を問いたい」と報告、「アスベスト訴訟は原発の前哨戦として自らの問題として認識し運動を広げましょう」と呼びかけました。
 フロアーからは、大阪泉南アスベストの弁護団から「アベスト被害の原点といわれる泉南の二審判決は12月25日予定です。ともに頑張りましょう」と連帯のあいさつ、NPO法人ひょうご労働安全衛生センターの神田 雅之氏は「ホットラインを立ち上げ職業での暴露について対応、掘り起こしを行ってきた。伊丹市の改築等にアスベスト対策を要望してきました」などの発言がありました。
 アスベストは20年から40年の長い期間を経て肺ガンや中皮腫などの深刻な病気を引き起こします。被害は終わったのではなく、これからが拡大する(阪神・淡路大震災や東北大震災の瓦礫処理に従事した方など)ことが予想され、ますます因果関係を立証することが難しくなり企業責任を問うことが難しくなると思われます。
 運動としてはいいところまで国を追い詰めていて、今後の課題については有効な検診制度の確立を求めていくことなどを確認しあいました。閉会あいさつで粕川氏は「尼崎の裁判では「公正な判決を求める署名」をさらに4万筆積み上げ、国とクボタに責任を認めさせましょう」と締めくくりました。 (事務局・北村)
 アスベストシンポジウム〜国と企業の責任で被害者を救済せよ!
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